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【朗報】Airplayと無料ソフトでWindows PCをMacのサブディスプレイにできる!


Macの作業スペースを広げるためにモニターを買おうと思っていたんですが、「Mac デュアルディスプレイ」で検索していたらAirPlayなるものを見つけました。
本来はMacやiPhoneの画面をAppleTVに出力するための機能ですが、フリーソフトでMacやWindows PCをAppleTVのようにしてiPhoneの画面をミラーリングすることもできます。
MacからもAppleTVに出力できるんだから同じフリーソフトでWindows PCをMacのサブディスプレイにできるんじゃないか…!
そう思って試してみたらこれも見事にうまくいきました。

Windows PCをAirPlayレシーバーにするソフトをいくつか試したので使い勝手を載せていきます。

※私の環境は以下のとおりです。
MacOS Catalina version 10.15.1, MacBook Air Early 2015(メモリ等のカスタムなし)
Windows 10 Home, Asus K550C

フリーソフト

Lonely Screen

AirPlayに特化したソフト。本当はフリーソフトではなく無料体験版なので10分くらいごとに有料版への登録を促すポップアップが出てきてちょっと使い辛いですが、体験版の使用期限はないので実質フリーソフトとしてずっと使えます。(有料版は年間14ドルでかなり割高なので選択肢に入りませんでした)
たまにAirPlayの画面更新が止まったり完全に消えたりすることがあるので安定性はかなり低め。その場合はソフトを立ち上げ直さないと繋がりません。

5KPlayer

動画ダウドロードソフトに何故かAirPlay機能がセットになっています。ソフトを起動するだけでAirPlay機能が使えるので余計な機能がついてても不便な訳ではないです。
ただ、動画ダウンロード機能があるせいで非合法感が強いのがちょっと…。違法アップロードの動画をダウンロードしなければ問題ないとはいえなんとなく気持ち悪い感じがします。
もう一つ不満点を挙げるとすると、5KPlayerのウィンドウの挙動がもっさりしてることですね。AirPlayで表示してるスクリーンは安定してるのにソフト自体のウィンドウを大きくしたり動かしたりしようとすると5秒位反応が遅れます。繰り返しになりますがウィンドウが動かないときでもAirPlayで表示されているMacの画面はしっかり動いてるので、まあ良いっちゃいいんですけど。

AirPlay Client for Windows Media Center

2011年に公開されたフリーソフトで、ダウンロードリンクが死んでます。色々探しましたがどこからもダウンロードできませんでした。

Shaireport4w

音楽のみしか送れないようです。

有料ソフト(の体験版)

X-Mirage

体験期間:7日間
価格:2016円
支払い方法:クレジットカード
購入するとライセンスコードが送られてきてそれを体験版ソフトに入力すると有料版として使い続けられるみたいです。
フリーソフトと比べて動作がスムーズでいい感じ。画面の反応も早いです。
インストールが終わった後にインストーラが何故かフリーズしたのは解せない。
Mac OS Catalinaは対象外と書いてありますが一応動きます。でも、たまに突然AirPlayが終了する不具合があります。
それと、5KPlayerと競合するみたいで、X-Mrageを起動した後は5KPlayerが動かなくなります。
その場合はタスクバーの右側にある「隠れているインジケーターを表示します」のボタンをクリックしてX-Mirageを探して終了すれば5KPlayerが使えるようになります。

AirServer

体験期間:14日間
価格:2300円
支払い方法:クレジットカード、PayPal
こちらも購入するとライセンスコードが送られてきてソフトに入力して有料版をアクティベートします。
AirPlayだけでなくMiracastやGoogle Castもできるようになるみたいです(使わないけど)。使わない機能はオフにできるので無駄のない感じが好印象。もちろん動きもスムーズ。
地味に嬉しいのが、AirPlayを表示しているウィンドウ内のメニューアイコンの出し入れがしやすいところ。ウィンドウ内をクリックすればすぐに出したり消したりできてストレスフリー。しかもWindows標準のF11を押してウィンドウをフル画面にする機能にも対応してるのでPCのスクリーンをフルで使えます。
公式サイトからダウンロードする64bit版とMicrosoft StoreからダウンロードするDesktop Edition の2つがあって、Desktop Editionの方が心持ち軽いような気がします。ユーザーインターフェースも違っていて、Desktop Editionの方が使いやすいです。
Desktop Editionの不満点を一つ挙げるとすると、AirServerのウィンドウが小さい状態でAirPlayを始めると後でウィンドウを大きくしても自動で解像度が上がらないところです。つなぎ直せば直るんですけどね。

結論

特にこだわりがなければ5KPlayerを使ってMacの画面を拡張するのがいいと思います。無料なので。
個人的にはAirServer Desktop Editionのインターフェースが気に入ったので、購入検討中。本物のサブディスプレイを買うよりはずっと安いですし。割引セール的なものがあったら迷わず買いますが、なんだかんだ5KPlayerを使っちゃいそうな気もします。
ライフハック 257738827329791265
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