MacのSafariで動画の再生速度を変えられる拡張機能
https://waarumstudy.blogspot.com/2019/12/macsafari.html
SafariでもVideo Speed Controllerを使いたい!
Macのメモリを節約するためにChromeを使わないことにしました。そうすると困るのが動画の視聴です。
今までChromeの拡張機能Video Speed Controllerで滑らかに再生速度を変えていたのでわざわざ歯車をクリックして変えるのは面倒くさいし2倍速より速くできないのも不便です。
というわけでSafariの拡張機能でVideo Speed Controllerと同じように使えるものがないか探してみました。
参考までにVideo Speed Controllerの機能はこんな感じ
- 自分で設定した幅ずつ再生速度を調整できる
- ショートカットキーを自由に変更できる
- デフォルトの再生速度に一発で戻せる
- 自分で設定した秒数ずつ動画を進めたり戻したりできる
- 自分で設定したお気に入り再生速度に一発で変えられる
- 動画の好きな時間にマーカーをセットしてその時間に移動できる
最後の2つはあまり使わないですね。速度調整と秒数飛ばし(戻し)がメイン。
速度を変えるときに再生が止まったりしないのでノーストレスで使える理想的な拡張機能だと思います。
現在の再生速度の表示も控えめでいい感じ。
現在の再生速度の表示も控えめでいい感じ。
*2020/09/28
Video Speedを試してみた結果を追記しました。Accelerateの機能が改善していたためコメントを変更しました。
Accelerate(無料)
- 自分で設定した幅ずつ再生速度を調整できる
- ショートカットキーを自由に変更できる
- デフォルトの再生速度に一発で戻せる
- 自分で設定した秒数ずつ動画を進めたり戻したりできる
- 自分で設定したお気に入り再生速度に一発で変えられる
- 再生している動画の最後まで飛ばせる
- 動画をミュートできる
自分でショートカットや再生速度調整の幅を調整すればVideo Speed Controllerと同じように使えるようになります。
若干の不満点として、再生速度が変わる時に一瞬だけ音が途切れてしまいます。また、再生速度アップのショートカットキーを長押しすると一瞬動画が止まることがあります。
Dynamo(無料)
- 0.1倍ずつ再生速度を調整できる。
- ショートカットキーを自由に変更できる
- デフォルトの再生速度に一発で戻せる
- 再生中の動画の最後まで飛ばせる
再生速度を変えたときだけ画面にでっかく現在の再生速度が表示されますがすぐに消えるので邪魔ではないです。
マイナス点として、速度を変えたときに一瞬動画が止まります。
Video Settings for Safari(370円)
有料なのと機能が微妙そうだったので試してないです。(ごめんなさい)説明を見る限り基本は拡張機能アイコンのポップアップを表示してクリックで速度を変更したりジャンプしたりするようで使い勝手はよく無さそう。一応動画の速度変更はショートカットキーがあるけど”Option, Command, ]”みたいな押しにくそうなやつです。
もしも上の2つと違って速度を変えるときに一瞬動画が止まらないなら370円の価値はありますが、確証がない状態で課金するのは躊躇われました。
Speed Player for Safari(無料)
- 0.1倍ずつ再生速度を調整できる。
- デフォルトの再生速度に一発で戻せる
- 自分で設定したお気に入り再生速度に一発で変えられる
新しく公開された拡張機能のようです。
Safariのトップバーに表示される拡張機能のアイコンをクリックして再生速度を調節します。
こちらもショートカットカットはあるのですが、"Control, Shift, +"、"Control, Shift, -"という押しにくいものです。しかも私が試した限りではどちらのショートカットを押しても再生速度が上がってしまい、下げることができませんでした。
ただ、他の無料拡張機能とは違って再生速度変更時に動画が一瞬止まることがないので、ショートカットが使いやすくなることに期待しています。
結論
ChromeのVideo Speed Controllerと同じ感覚で使えるのはAccelerateだと思います。
一瞬音が途切れるという問題はありますが動画自体が止まるわけではないので気にしなければ実用上の問題はありません。