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【図解】BloggerでAdMobのapps-ads.txtを設置する方法

 AdMobにこのような通知が…

app-ads.txtを有効にするには自分のドメインのルートにapp-ads.txtを設置する必要がありますが、Bloggerを利用しているので直接サーバーをいじることができません。

Firebaseを利用する方法がGoogleのドキュメントで紹介されていますが、海外のYouTubeで別の方法を紹介する動画を見つけ、試してみたら簡単だったので紹介します。

ただし、AppStoreに掲載するマーケティングページをBloggerで作る必要があります。

AdMobと同じGoogleアカウントを使ってBloggerでAdSenseを利用していると手順が省略できる(カスタムads.txtの設定が不要)ので以下のやり方の9番から行ってください。


やり方

1, AdMobの左側メニューから「アプリ」→「全てのアプリを表示」へと進みます。

2, 見出し下のタブからAPP-ADS.TXTを選択します。

3, このように表示されていたら設定が必要なので、設定方法のボタンをクリックします。

4, 表示されるポップアップ内のコードスニペットをコピーします。


次の操作からはBloggerに移ります。

5, Bloggerの管理画面左側の列から「設定」に進みます。


6, 下の方にスクロールしていくとこのような設定項目が現れるので「カスタムads.txtを有効にする」のスイッチをオンにします。


7, カスタムads.txtをクリックしてポップアップを表示

8, ポップアップに先ほどコピーしたコードスニペットを貼り付け保存。

9, 同じ設定画面内で少し上にスクロールすると「エラーとリダイレクト」という設定項目があります。


10, 「カスタムリダイレクト」をクリックして表示されるポップアップの「追加」をクリック。


11, 以下のように「/app-ads.txt」、「/ads.txt」と入力してOKを押せば完了。

12, App Store Connectでアプリの新しいバージョンの「マーケティングアドレス」にBloggerブログ内のページを設定。アップデートが公開されると数日でこのように反映されます。

解説

AdMobがiOSアプリのapp-ads.txtを確認する際、App Storeに掲載されたマーケティングアドレスのトップドメインから2つ目のドメインまでに対して探索が行われます。
例えばこのブログ内のアドレス(https://waarumstudy.blogspot.com/p/memdeck_8.html)をマーケティングアドレスに設定すると、
  1. トップドメインに対して「blogspot.com/app-ads.txt」
  2. サブドメインに対して「waarumstudy.blogspot.com/app-ads.txt」
のような順番でapp-ads.txtがないか確認されます。
ただ、Bloggerのサーバーを直接いじることはできないので自分のブログのサブドメイン内であっても「/app-ads.txt」というアドレスを作ることはできません。
ここで「waarumstudy.blogspot.com/app-ads.txt」に対するアクセスを「waarumstudy.blogspot.com/ads.txt」にリダイレクトしてやるとカスタムads.txtに設定したコードが表示され、AdMobに認識してもらうことができます。

ちなみにBloggerでAdSenseを使ってると手順を省略できるのは、Googleアカウントが同じだとAdSenseで使うads.txtとAdMobのapp-ads.txtも同じになるためです。
カスタムリダイレクト機能があるブログサービスでAdSenseを使ってるならBlogger以外でも同じことができそうです。

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